マイコンGHS時計 製作例 「GHS時計」に、こんな機能が加わりました。
正分のリセットを時計の方で自動実行します。
測地系、経緯度、日時分秒、などの情報を液晶画面上で表示します。
各種天文時(真太陽時,グリニジ恒星時,地方恒星時,北極星の時角)もリアルタイムに表示します。
GHS時計とTIViを一体化 工作しやすく機能的 田名瀬良一さま(三重県阿山町)による製作例 笹野一規さま(旭川天文同好会)による製作例
================================================================================ マイコンGHS時計 V2.1 の仕様詳細 【電源電圧】 DC10V〜18V 【消費電力】 最大 1.5W 【時報同期精度】 メーカー標準値:500ナノ秒以内 ただしLEDの反応速度は40μ秒程度の遅れ有り 【時報通知手段】 LED発光,2桁7セグメントLED,スピーカー音声,音声出力(Line Out) 【正分予告】 LED発光,スピーカー音声,音声出力(Line Out) 【時刻情報】 西暦年月日,時分秒(協定世界時(UTC)) 【測位情報】 経緯度,測地系,アンテナ高さ,ジオイド高さ,衛星捕捉数,HDOP値 測位状態の良否 【測位精度】 実測値でおよそ10m以内。高さ情報は数10mの誤差が有り得ます。 【天体暦】 真太陽時,グリニジ恒星時,地方恒星時,北極星の時角(歳差,固有 運動を考慮) 天体暦の精度はおよそ3分以内です。 【シリアル通信】 GPS受信機「ジュピター」とパソコンの通信を行うための機能。 フリーウエア「Satk」との連携がよい。測地系の変更可。 【自動実行】 正分(00秒)のリセット,うるう秒の自動検出と自動リセット GPS週番号ロールオーバーの自動検出 ================================================================================「マイコンGHS時計」の回路図 (GIF:67k)
* PICマイコンにはプログラムが必要です。
* [GHS-2]と[GHS-3]は、下代組機工から提供される専用ICです。
液晶ディスプレイの表示
メニュー1/
(上)UTC分秒,経度
(下)アンテナ高さ,緯度メニュー2/
(上)UTC時分秒,HDOP値
(下)捕捉衛星数,測地系,ジオイド高さメニュー3/
(上)真太陽時,グリニジ恒星時
(下)北極星の時角,地方恒星時メニュー4/
(上)西暦年月日,時分UTC
(下)バージョン情報
* 「GHS時計」は、和歌山県金屋町生石高原天文台の下代博之(G),せんだい宇宙館の早水勉(H),国立天文台の相馬充(S)
の三氏により考案・開発されました。