2007.5月 水星,金星,木星,土星
2007年5月下旬から6月上旬は、一晩で4大惑星「水星,金星,木星,土星」です。 水星,金星は日没直後の西空に見えます。特に水星はかなり低空ですので、星図をたよりに探してみましょう。 土星はやはり夕方の空で7月頃までが観察の好期です。木星は、6月6日に衝を迎え、いよいよ観察シーズンです。
仙台市天文台の小石川正弘さんから素晴らしい画像をお送り頂きました。

2007.5.21 水星2007.5.23 金星
2007.5.24 木星2007.5.22 土星

小石川正弘さんのコメントより
お変わりありませんか。
5月に入って、やっと気流状態が良くなってきました。 今月に入って金星観測にちょっと力を入れました。 赤外域や紫外域でもチャレンジしてみましたが 明確な模様検出には至っていません。 フィルター選定をきちんと行わなければならないのでしょう。
木星は、大変おもしろい模様が出ています。 が、地平高度が低くちょっと観測が大変です。 お送りいたしました画像の中に火星が入ると良かったのにと思っています。 視直径も小さくあまり見栄えしません。 しかし、視直径6秒の水星が半月状の姿を捉えることができるわけですから 火星模様だって記録可能となるでしょう。 こうご期待と言うところです。

2006年 5月
31cm反射望遠鏡拡大撮影
撮影者: 小石川正弘(仙台市天文台)



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