TMAによる発光雲 |
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2002年8月2日 に行われた同様の実験による(撮影:クレムソン大学) |
1機目は S-310-42 ロケットで TMA(トリメチルアルミニウム)が散布され、高度約70〜150kmで白色の発光雲を生成します。 その30〜60分後に2機目の S-520-27 ロケットが打上げられ リチウムの蒸気を噴出し、月光により励起されて高度130〜180km で赤い発光雲を生成します。
天文ファンにとっての関心は、今回の発光実験がアマチュアの撮影対象となるか否かですが、
1機目のTMA発光は地上から見られるだろうと予想されます。2機目のリチウム発光ですが、今回は過去の実験と異なり月光(満月)による励起で、
非常に淡い発光しか得られない見込みとのことです。このため、研究チームでは航空機により上空から撮影を試みます。
従いまして、撮影を試みられる方は、1機目のTMA発光を狙ってみて下さい。最新の情報は、JAXA のHPをご覧ください。
実験の行われる日時
ロケット打上げの可能な期間は、2013年7月20日(土)〜27日(土)です。
また、打上げ時刻は、23:00〜25:00 の間です。
7月20日を初日として、天候や電離層の状態を判断して、直前に打上げが決定されます。
高知工科大学による位置情報を元にした位置図
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※ このページは、京都大学 山本衛様,高知工科大学 山本真行様 から頂いた情報を元に掲載しております。
※ せんだい宇宙館は、この実験の地上観測点として協力しています。
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