C/2009E1 板垣彗星

山形県山形市のアマチュア天文家 板垣公一 さんが、2009年3月14日 くじら座に発見した新彗星(C/2009 E1 Itagaki)です。 日本はアマチュアによる彗星捜索が盛んな国として知られますが、 この板垣さんによる新彗星は、2002年12月に発見された工藤・藤川彗星につぐ久々の快挙となりました。 この彗星は、望遠鏡を使って3月末の夕方の低空に約10等級で観察できます。
板垣さんは多数の超新星をはじめてとして、たくさんの新天体を発見されている世界を代表する新天体捜索家です。


C/2009E1 板垣彗星

画面中央の小さな緑色の天体が新彗星です。

松下優さんのコメントより
久しぶりの日本人による新彗星発見は嬉しいですね。 超新星捜索の副産物とはいえ、やはり今後の彗星捜索はデジタルが主流になるのでしょうか。

撮影データ
撮影時刻:2009.03.20 20h09m 露出5分
カ メ ラ:CanonEOS40D(Normal) ISO800
望 遠 鏡:BORG125F2.8ED(F3.3)
赤道儀:タカハシ90S
撮 影 地:茨城県北茨城市関本町
撮 影 者:松下 優(鹿児島県天体写真協会)



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