タットル・ジャコビニ・クレサーク彗星(41P/Tuttle-Giacobini-Kresak)は、1858年 タットルによって最初に発見された、
周期11年の短周期彗星です。約50年後にジャコビニが再発見。しかしまたも見失われた後、1951年にクレサークにより再々
発見されるという歴史を持っています。2017年の回帰は地球との位置関係が非常に良く、4月6日には地球に0.15天文単位(2,200万km)
まで接近します。
撮影データ
撮影データ
西 健一郎さんのコメントより
2017年4月24日タットル・ジャコビニ・クレサーク彗星とジョンソン彗星
撮影時刻:2017年4月24日 00時22分 露出90秒
レ ン ズ:Canon EF50mm,F2.8
カ メ ラ:Canon EOS Kiss X7i ISO3200
撮影場所:国立天文台VERA入来観測局付近
撮 影 者:西 健一郎(鹿児島玉龍高校,CAN,鹿児島写真部)
2017年5月1日タットル・ジャコビニ・クレサーク彗星
撮影時刻:2017年5月1日 00時56分 露出30秒×8枚加算
望 遠鏡 :MT-160レデューサー使用
カ メ ラ:Canon EOS Kiss X7i ISO6400
撮影場所:国立天文台VERA入来観測局付近
撮 影 者:西 健一郎(鹿児島玉龍高校,CAN,鹿児島写真部)
2つの彗星を同時に撮影できたのは初めてです。タットル・ジャコビニ・クレサーク彗星は、
尾が確認できませんでしたが、ジョンソン彗星はダストテールがはっきりと確認できました。
イオンテールも淡いながらも伸びてきているそうですので、これからが楽しみです。
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