池谷・村上 彗星(C/2010 V1)

2010年11月3日 04時頃、池谷薫さん(静岡県森町) と 村上茂樹さん(新潟県十日町市) のお二人の日本人 により新彗星が発見され、「池谷・村上 彗星(C/2010 V1)」と命名されました。発見時の明るさは 8等級で、現在は明け方の おとめ座 を移動中ですが、すでに明るさのピークは過ぎていると見られます。 お二方ともベテランの彗星捜索家で、特に池谷薫さんは 1965年に接近した大彗星「池谷・関 彗星」 や、2002年に接近した「池谷・張 彗星」の発見者としても知られます。

関連のリンク
    アストロアーツ「池谷さんと村上さんが新彗星を発見」

池谷・村上 彗星

松下優さんのコメントより
2人のベテラン彗星捜索家の快挙です。ロボットサーベイが主流の今、 眼視による発見は、すべての彗星捜索家の励みになります。 池谷さん、村上さん、おめでとうございます。

撮影日時:2010.11.7 05h01m 露出120秒 3枚コンポジット(恒星基準)
望遠鏡:タカハシε-160
赤道義:タカハシNJP
カメラ:CanonEOS40D(無改造)ISO1600
撮影地:新潟県村上市天蓋高原
撮 影 者:松下優(鹿児島県天体写真協会)



池谷・村上 彗星

佐伯和久さんのコメントより
おはようございます。佐伯です。 先日発見された池谷・村上彗星を撮ることができましたので、送ります。 残念ながら近日点を通過しているようで、あまり明るくはならなさそうですね。

撮影日時:2010.11.5 05h11m 露出1分×2コマ
望 遠 鏡:ビクセンR200SS
カ メ ラ:CanonEOS7D
撮 影 地:鹿屋市
撮 影 者:佐伯和久(鹿児島県天体写真協会)



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