2012年 の 金 星
2012年の金星は、5月までは太陽の東側にあり夕方の西の空に「宵の明星」として観察の好期を迎えています。 6月6日には、太陽の表面を金星が通り抜ける太陽面経過となります。その後は、明方の空に移り「明けの明星」となります。
仙台市天文台の小石川正弘さんから、素晴らしい画像をお送り頂きました。


小石川正弘さんのコメントより
最近こっていることは1.3mひとみ望遠鏡での金星観測でもちろんフィルターを装着してです。 中でもUVで撮像する表面模様には驚かされてしまいます。 得られた画像をもとにRGB合成作業を行うわけですが GバンドはありませんのでUV画像を代用に入れてしまいます。 そして出来上がった画像は添付した物となります。
ただし、いくらかでも良い画像にと250φの絞りを置いて 1025mmの口径で撮像しています。
問題は気流です。 良い気流にめぐり合えていません。 いつの日かそのときに会えるのではないかとがんばってます

2012年 4月19日
撮影者: 小石川正弘(仙台市天文台)


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