2012年8月14日 02時41分〜03時19分 金星食が起こりました。金星食とは、月が運行の過程で背景にある金星を隠すとても珍しい天文現象です。
宇宙館では金星食の観察会を行いましたが、雲に遮られてその様子を見ることはできませんでした。
この日は全国的な天候不良で、観察できたのは北海道,南九州の一部と太平洋側の一部の地域だったようです。
鹿児島市内で、雲の間から撮影された貴重な画像をお送り頂きました。
見られたところでは、細い月にダイヤモンドのような金星が隠れる極めて美しい光景を楽しめました。
夜間に見られる条件の良い金星食は滅多にみることができません。
夜間に起きる前回の金星食は、1989年以来 23年振り、次回は 2023年3月24日(南九州のみ)です。
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2012年8月14日 金星食
中小路靖さんのコメントより
一連の天体ショーが終わりちょっと残念ですが、今回はたくさん楽しませていただきました。
撮影日時:2012.8.14 3時22分
山内 誠 さんのコメントより
撮影日時:2012年 8月14日
撮影日時:2012.8.14 3時30分
撮影日時:2012.8.14 時刻、露出は写真に記入
機 材 :Nikon D800 ISO1600 600mm F5.6 1/4sec
撮影地:鹿児島県霧島市
撮影者:中小路靖(鹿児島県霧島市)
動画/2012.8.14 金星食
(クリックすると動画を開始します/4分32秒:WMV形式動画 8.1MB)
金星食は幸運にも、食の5分前に雲から出てきて、食の終了まで観測することができました。
食が終わると、西の空では稲光が光だし、月も雲に隠れてしまいました。
機材:タカハシ μ-210
カメラ:WAT-100N
録画装置:Hi8
保時:GHS時計(TIViでインポーズ)
撮影者:山内 誠
撮影場所:宮崎大学(宮崎県宮崎市)
佐伯和久さんのコメントより
鹿児島は天候が悪そうだったので、思い切って三重県まで遠征しました。
できは良くありませんが、出現直後の金星食の画像を送ります。
直前まで豪雨でしたが、出現時刻10分ぐらいだけ晴れました。
機 材 :BORG76ED+2倍テレコン+EOS7D
撮影地:三重県伊勢市
撮影者:佐伯和久(鹿児島県天体写真協会)
吉見昭文さんのコメントより
天気がすっきりせず、気合も機材も中途半端でしたが、
どうにか潜入の方が撮れました。
中央部の800×600ピクセルをトリミングしています。
カメラ:Nikon D70(ISO200)
望遠鏡:ミザールFA80(D:8cm,FL:600mm)直焦
赤道儀:スカイメモQ
撮影地:鹿児島市
撮影者:吉見昭文(鹿児島県天体写真協会)
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