小惑星2005WJ56 は、地球に接近する特異な軌道を持つ天体です。 2008年1月10日には地球に 0.028AU まで最接近しました。これでも地球と月の距離の10倍以上離れていますが、 見かけの動きが速くなり、数分間の間にも移動する様子が観察されました。
浅井晃さんのコメントより
今年地球に接近する小惑星としては一番明るくなると予報されている2005WJ56を撮影したので
投稿いたします。
位置はステラナビゲータを使って探しました。わずか4分ほどでどんどん移動していくので
とても興味深かったです。このようなNEO(Near Earth Object)による恒星食も予報可能なのでしょうか?
撮影日時:2008.1.10
(上の写真) 21h37m03s
(下の写真) 21h41m03s
機材 :セレストロンCGE1400(35センチF11)+
レデューサー(F6.3)+
縮小光学系(LV25mm+6mmCマウントレンズ)
TGV−M4フレーム蓄積
DVカメラで録画したものをキャプチャ
撮影地 :三重県いなべ市 六連星天体観測所
撮影者 :浅井晃(三重県桑名市)
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