C/2007E1 ラブジョイ彗星
ラブジョイ彗星(C/2007E1 Lovejoy)は、2007年3月15日にオーストラリアの Terry Lovejoy 氏により発見された新彗星です。
これまでのアマチュアによる新彗星の発見は、眼視観測,銀鉛写真による撮影,公開された衛星画像からの検出 によるものが一般的ですが、
この彗星は、世界で初めてデジタル一眼レフカメラにより発見されたことで話題となりました。
また、発見時にすでに10等級の明るさで、4月下旬には日本でも双眼鏡で見える7等級台に明るくなると予報されており注目されています。
松下優さんのコメントより
久しぶりに早起きして話題の彗星を撮影しました。
中央集光が弱く、7×50では確認できませんでした。
デジカメで試写しながら、位置を確認したくらいです。
F4、ISO1600、15秒でなんとか位置が分かりました。
それにしても、捜索(発見)方法自体は、新星、超新星、小惑星ではすでに
実証済みですが、彗星では世界初でしたね。
新しい彗星捜索の幕開けでしょう。彗星捜索もまた活気付くかもしれません。
撮影日時:2007.4.26 3h3m 露出150sec
カメラ:EOS Kiss Digital X改 /ISO1600、AWBにて撮影
レンズ:EF70-200F4L(200mmF4)
赤道儀:スカイメモQ改
撮影地:宮城県七ヶ浜町
撮影者 :松下優(鹿児島天体写真協会)