2007.4.14 11時(日本時間)頃、白昼に火星食が起こりました。火星食とは、月が運行する過程で火星を隠す現象です。 この時の火星の明るさは標準的な1等星とほぼ同じで、白昼にもかかわらずそのようすが撮影されました。
鹿児島県天体写真協会の吉見昭文さんより、この時の貴重な画像をお送りいただきましたので、ここに掲載いたします。
吉見昭文さんのコメントより
昨日の火星食を撮影しましたが、
予想以上にコントラストが低く、
見えない、写らないで大変でした。
眼視では5分以上探して何とか認識できる程度。
惑星を昼間見るのは中学生の時の木星以来で、
目の性能低下を痛感しました。
肝心の写真は全く写らず、何とか1枚心霊写真のような
ものが出来ましたので、お送りします。ご笑覧ください。
撮影日時:2007年4月14日 10:57AM
望 遠 鏡:15センチF7屈折 直焦
カ メ ラ: ニコンD70 ISO200
露 出 :1/250秒×8コマ コンポジット
撮影地:鹿児島県鹿児島市
撮影者:吉見昭文(鹿児島県天体写真協会)
ホームへ戻る | ギャラリーへ戻る |