2003年は火星が15年ぶりに大接近しました。
特に2003年の大接近は極めて条件のよいもので、大接近中の大接近といえる火星を観察する絶好の機会となりました。
当館では、火星の映像を集録しておりましたが、最接近の頃の映像から得られた画像をここにご紹介します。
この映像処理は、松下優さま(鹿児島県天体写真協会)によるもので、氏の優れた技術により細かい描写が浮かび上がってきました。
2003年の火星(1) はこちら (2003年6月〜7月)
2003年の火星(2) はこちら (2003年8月〜8月20日)
2003年の火星(3) はこちら (2003年8月20日〜9月3日)
2003年の火星(4) はこちら (2003年9月4日〜 )
中央経度280度。大シュルチス付近。
中央経度210度。キンメリウムの海付近。
中央経度180度。シレーネスの海付近。
共通データ
機材:50cmF12 カセグレン + 2倍バロー
カメラ:日立 HV-C12-S4
画像処理:DVCAM 映像より画像をキャプチャー、BMP画像を Registax にてコンポジット
撮影者:せんだい宇宙館 早水勉
画像処理者:松下 優 (鹿児島県天体写真協会)