NGC2024 散光星雲
NGC2024 は、オリオン座にある散光星雲です。 散光星雲とは、宇宙に漂う星間ガスが光って見えている天体です。 多くの散光星雲は、このように独特の赤い色をしていますが、これは、水素原子が励起して発する色です。 残念ながら人間の眼には感じにくい波長のため、よほど明るい散光星雲でないと直接見ることは困難です。
この星雲のすぐ南側には、馬頭星雲というよく知られた天体があり注目はそちらに集まりがちですが、 NGC2024 の方が明るくよく目立ちます。 NGC2024 は、その形から「Flame Nebula(燃える星雲)」とも呼ばれます。

NGC2024 散光星雲

吉見昭文さんのコメントより
オリオンのアルニタクの横(東側)にあるNGC2024をお送りします。 Flame Nebulaですので、燃える星雲?、炎星雲?ですか。 眼視でも見てみましたが、これはクッキリ見えますね。

撮影日時:2011.1.8 23時14分〜
露 出:8分×16枚
カメラ:EOS KissDigitalX seo-sp2(ISO800)
望遠鏡:細井光学 25cmF5反射 直焦(コマコレクター)
赤道儀:タカハシ NJP(ST4にてオートガイド)
撮影地:鹿児島県霧島市
撮影者:吉見昭文(鹿児島県天体写真協会)



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