ペルセウス座にある散光星雲です。その形が米国のカリフォルニア州によく似ていることから
「カリフォルニア星雲」の愛称で親しまれています。
散光星雲とは、宇宙に漂う星間ガスが光って見えている天体です。
多くの散光星雲は、このように独特の赤い色をしていますが、これは、水素原子が励起して発する色です。
残念ながら人間の眼には感じにくい波長のため、よほど明るい散光星雲でないと直接見ることは困難です。
上田聰さんのコメントより
この星雲などの全景を撮影するための鏡筒を模作していましたが,手持ちの小屈折を使うことにしました。
20cmのリッチークレチアンに同架してカメラ2台で撮影しています。
データがたまり,撮影よりもその処理に時間を割いている現状です。
撮影日時:2014.11.18 24時25分〜25時10分
露出:5分露出 × 10枚 コンポジット
カメラ:EOS KissX5 ISO:3200
望遠鏡:6cm F8鏡筒
撮影地:鹿児島県霧島市牧園町 三体堂観測所
撮影者:上田 聰(鹿児島県天体写真協会)
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