NGC2264 を中心とする いっかくじゅう座にある散光星雲です。
散光星雲とは、宇宙に漂う星間ガスが光って見えている天体です。
多くの散光星雲は、このように独特の赤い色をしていますが、これは、水素原子が励起して発する色です。
残念ながら人間の眼には感じにくい波長のため、よほど明るい散光星雲でないと直接見ることは困難です。
NGC2264 付近は散光星雲と暗黒星雲が入り乱れていて、中心の暗黒帯が円錐状をしているため「コーン星雲」とも呼ばれます。
上田聰さんのコメントより
コーン星雲の周りの淡い部分を再現しようとしているのですが、今のところこれが限界です。フラットフレームの撮像と加工が何とか使える状況になってきました。
撮影日時:2015.12.19 02時11分〜03時22分(10分露出 7枚コンポジット)
望遠鏡:13cm反射
カメラ:キャノン EOS6D ISO 1600
撮影地:鹿児島県霧島市牧園町 三体堂観測所
撮影者:上田 聰(鹿児島県天体写真協会)
ホームへ戻る | ギャラリーへ戻る |