ケンタウルスω(オメガ) 球状星団
球状星団とは、数万〜数100万個の恒星が球状に密集した星の大集団です。 すべての球状星団は年老いていて、宇宙誕生から間もない時期に生まれたと考えられています。 無数の星々が集まっているため、中心部の重力が強く、100億年以上たってもバラバラにならずに このプロポーションを保っています。
ケンタウルス座にある ω(オメガ) 球状星団は、全天最大の球状星団です。肉眼でも容易に確認できるため、 星の番号として「ω」が与えられたので、この名称で呼ばれます。 国内では、ほとんどの地方で南天低くにしか観察できません。
このケンタウルスω星団は、小さな銀河の核ではないかという説もあります。
オメガ球状星団

上田聰さんのコメントより
夜半までモヤっていたのですが、午前2時過ぎからすっきりした南の空が現れました。何とか撮影できましたが、撮影後半の画像は星が伸びてきて、コンポできずに12枚仕上げとなりました。

撮影日:2017年3月4日 02h52m〜03h41m 3分x12枚コンポジット
カメラ:Canon EOS 6D SEO−SP4ボディ ISO1600
望遠鏡:130mm屈折(焦点距離910mm)SDアポ
撮影地:鹿児島県霧島市牧園町 三体堂観測所
撮影者:上田聰(鹿児島県天体写真協会)



オメガ球状星団

上田聰さんのコメントより
南天低いところにある天体ですので,気差のために星像が浮き上がってしまいます。しかも色も暖色系になってしまいます。

撮影日:2015年3月25日 01h57m〜02h10m 3分x4枚コンポジット
カメラ:Canon EOS 6D ISO3200
望遠鏡:130mm屈折SDアポ
撮影地:鹿児島県霧島市牧園町 三体堂観測所
撮影者:上田聰(鹿児島県天体写真協会)



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