網状星雲(NGC6992-5)
網状星雲の愛称のある、はくちょう座にあるたいへん大型の星雲です。超新星爆発の残骸とされています。 写真にも割合に写りやすい天体ですが、作者の独特の撮影方法によって、この星雲の極めて複雑な構造が、 浮かび上がってきました。この写真は大きな星雲の北東部分のクローズアップです。
望遠鏡では、あまりに大きすぎて、低倍率でうっすらとその一部を認められます。

網状星雲 NGC6992−5

上田聰さんのコメントより
はくちょう座のこの網状星雲は赤と青色が交錯して写真ではきれいに見えます。 デジタル撮影は,一昔では考えられない写りを見せてくれるので撮像後が楽しみです。 しかし,プリント作業は思うようにいかず,データがどんどんたまってしまいます。

撮影日時:2014.10.19 20時26分〜21時15分
露出:4分×12枚 コンポジット
カメラ:IR改造EOS Kiss X3 ISO:1600
望遠鏡:GS200RC
処理ソフト:フォトショップCS6他
撮影地:鹿児島県霧島市牧園町 三体堂観測所
撮影者:上田 聰(鹿児島県天体写真協会)


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