IC1805(画面右側) と IC1848(左側) は、カシオペヤ座にある散光星雲です。
散光星雲とは、宇宙に漂う星間ガスが光って見えている天体です。
多くの散光星雲は、このように独特の赤い色をしていますが、これは、水素原子が励起して発する色です。
残念ながら人間の眼には感じにくい波長のため、よほど明るい散光星雲でないと直接見ることは困難です。
IC1805 は、その形から「ハート星雲」とも呼ばれます。
上田聰さんのコメントより
9月になってやっと抜けの良い星空がもどってきたように思います。プリンタに互換インクを使用していたら、すべて赤く変色してきました。ひどいものは2週間ではっきり分かります。だめですね、安物買いは。
撮影日時:2015.9.10 00時44分〜02時03分(7分露出 5枚コンポジット2種をモザイク合成)
望遠鏡:13cm反射
カメラ:キャノン EOS6D ISO 1600
撮影地:鹿児島県霧島市牧園町 三体堂観測所
撮影者:上田 聰(鹿児島県天体写真協会)
上田聰さんのコメントより
この秋から冬の主だった散光星雲をだいたい取り終えましたので,いろいろな撮影機材をチェックしています。
対象ごとにさっと切り替えられるようにシステム化を図りたいと考えています。
撮影日時:2014.12.18 21時35分〜22時31分(8分露出 7枚コンポジット)
望遠鏡:EF200mm F2.8L(F4.5に絞る)
カメラ:キャノン EOS Kissx5 ISO 3200
撮影地:鹿児島県霧島市牧園町 三体堂観測所
撮影者:上田 聰(鹿児島県天体写真協会)
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