おとめ座銀河団/マルカリアンの鎖
おとめ座の方向は、私達の天の川銀河の星の少ない方向(銀河の北極の方向)に当たっており、 遮るものが少ないために遠方のたくさんの系外の銀河を観察することが出来ます。 おとめ座にある銀河団の中心には、これに気付いた天文学者の名前から「マルカリアンの鎖」と 呼ばれる銀河が数珠のようにつながったところがあります。
顕著な銀河の位置にM番号を記述した図をつけましたが、これらの他にもたくさんの銀河が写っていますので、 探してみて下さい。

マルカリアンの鎖

マルカリアンの鎖

田名瀬良一さんのコメントより
おとめ座銀河団を撮影しました。この写野内だけでメシエ天体が9個も写っています。 星図と照らし合わせて、何がどこに写っているか確認してみて下さい。

撮影日時:2008年 3月 8日 01時33分〜02時23分の間
望遠鏡 :miniBORG 60ED + 0.66×レデューサーDGT
    (口径60mm、焦点距離231mm、F3.8)
赤動儀 :タカハシ EM−200 Temma2
デジタルカメラ:Nikon D70(IR改造機)
撮影方法:
・5分露光の画像を10枚撮影
 ISO:1600、ホワイトバランス:PRE SET、長秒時ノイズ除去機能OFF、画質:RAW
・EM−200 Temma2にてノータッチガイド撮影
画像処理ソフト:
・RAP Ver1.28(ダーク減算、クールピクセル除去)
・ステライメージ Ver5.1(コンポジット、レベル調整、周辺減光補正等)
(画像をトリミングしてあるので写野は元画像より狭くなっています)  (画像をトリミングしてあるので写野は元画像より狭くなっています)
撮影場所:三重県伊賀市西湯舟
撮影者:田名瀬良一(三重県伊賀市)



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