マゼラン雲
大マゼラン星雲と小マゼラン星雲は、私たちの天の川銀河のすぐ近くに存在する小規模の銀河です。 すぐ近くとはいっても、16万光年(大マゼラン星雲)と20万光年(小マゼラン星雲)もの彼方にあります。 世界一周の航海をしたマゼランの名前を取ってこの名称が普及しています。 大マゼラン星雲は1987年に超新星が現れたことでも注目を集めました。
両マゼラン雲とも、天の南極に近いところにあり、日本から見ることはできません。南半球に旅行した時に 観察できます。肉眼でも、天の川がちぎれて浮かんでいるように見えます。


大小マゼラン雲
大小マゼラン雲

撮影日時:2016.11 露出120秒
レンズ:シグマ17mm〜50mm F2.8〜F4ズーム 17mmで撮影
カメラ:EOS Kiss X5 絞りF4 ISO1600
赤道儀:オルゴール赤道儀MusicBox EQ赤道儀
撮影地:オーストラリア ゴールドコースト
撮影者:高槻幸弘(東京都)


大マゼラン雲
大マゼラン雲
大マゼラン雲 感色性の比較
大マゼラン雲 感色性の比較

高槻幸弘さんのコメントより
大マゼランのそばのタランチュラは、どうもHβの光が強いようで、 普通に写すと彗星のような緑っぽい色になりますね。それで、今回 は天文改造カメラと併用して赤味を強くしました。

撮影日時:2016.11
レンズ:オリンパス100mm F2
カメラ:すべて ISO1600
EOS Kiss X5 絞りF4で6分露出×6枚コンポジット
EOS Kiss DigitalX(天文改造)絞りF4で6分露出×5枚コンポジット
EOS Kiss DigitalX にHα干渉フィルター(天文ガイド製半値幅20nm)
絞りF2.8で7分露出×4枚コンポジットを処理後にスタック
すべて ISO1600
赤道儀:SWAT-350でノータッチガイド
撮影地:オーストラリア ゴールドコースト
撮影者:高槻幸弘(東京都)


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