北アメリカ星雲
はくちょう座の一等星デネブのすぐ近くにある大型の散光星雲です。
散光星雲とは、宇宙に漂う星間ガスが光って見えている天体です。
多くの散光星雲は、このように独特の赤い色をしていますが、これは、水素原子が励起して発する色です。
残念ながら人間の眼には感じにくい波長のため、よほど明るい散光星雲でないと直接見ることは困難です。
NGC7000散光星雲はその形が 北アメリカ大陸 に似ることから 北アメリカ星雲 の愛称があります。
森永成一さんのコメントより
ステライメージで処理 赤色の表現に試行錯誤しています。
撮影日時:2014.11.26 19時56分
露出:3分×3枚 コンポジット, ISO1600
カメラ:キャノンEOS KIiss7i 天体用IRカスタムデジタル一眼レフカメラ
望遠鏡:ビクセンED70SS レデューサー使用の280mm
撮影地:南九州市千貫平付近
撮影者:森永成一(鹿児島県天文協会)