いて座にある散光星雲M8とM20 です。
M8は特に大型で、で肉眼や双眼鏡でも存在が分かります。M8 は、その形から「干潟星雲(Lagoon Nebula)」とも呼ばれます。
M8のすぐ北にある小型で色鮮やかな散光星雲がM20です。その形状から「三裂星雲」の愛称があります。
散光星雲とは、宇宙に漂う星間ガスが光って見えている天体です。
多くの散光星雲は、このように独特の赤い色をしていますが、これは、水素原子が励起して発する色です。
(更新:2015.5.2)
上田聰さんのコメントより
撮影日時:2015.4.23 04時02分〜04時30分(7分露出 4枚コンポジット)
上田聰さんのコメントより
撮影日時:2015.3.25 04時36分〜05時03分(7分露出 4枚コンポジット)
撮影者:佐伯和久(鹿児島県天体写真協会)
散光星雲M20
明るい星雲ですから,写りが良く,なめらかな画像が得られます。対象ごとにきめ細かく露出時間を定めて撮像していき
たいと思うのですが,現場ではあせって「前と同じ」でやってしまいます。
望遠鏡:13cm屈折SDアポ
カメラ:キャノン EOS D ISO 3200
撮影地:鹿児島県霧島市牧園町 三体堂観測所
撮影者:上田 聰(鹿児島県天体写真協会)
散光星雲M8
やっと撮影のタイミングを得ることができました。夜半から久しぶりにクリアな空になりました。
望遠鏡:13cm屈折SDアポ
カメラ:キャノン EOS6D ISO 3200
撮影地:鹿児島県霧島市牧園町 三体堂観測所
撮影者:上田 聰(鹿児島県天体写真協会)
散光星雲M8(下)とM20(上)
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