網状星雲
網状星雲の愛称のある、はくちょう座にあるたいへん大型の星雲です。超新星爆発の残骸とされています。 写真にも割合に写りやすい天体ですが、作者の独特の撮影方法によって、この星雲の極めて複雑な構造が、 浮かび上がってきました。この写真は大きな星雲の北西部分のクローズアップです。
望遠鏡では、あまりに大きすぎて、低倍率でうっすらとその一部を認められます。

網状星雲の北西部分

隈元俊一さんのコメントより
色収差でフィルターごとにピント位置がずれ,各色でピント合わせをしました。 そのせいでRGB合成するときにしっかり重ならなかったのですが, 改善する方法を思いついたので試してみたらうまくいきました。

撮影日:2007年08月17日 00h40m〜
 Hα画像 10分×4枚 OV画像 10分×4枚 B画像 5分×4枚
機 材 : 赤道儀 タカハシEM200, BORG100ED F4DG
 カメラ  BITRAN冷却CCDカメラ BJ41L (-5℃)
 フィルター ASTRONOMIK Hα OVフィルター  IDAS type3 Bフィルター
撮影者:隈元俊一(鹿児島県天体写真協会)



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