毎年12月中旬に見られる ふたご座流星群は、8月のペルセウス座流星群と並んで一年で最も安定して活動する流星群です。 2010年の極大は 14日〜15日と予報されており、今年は上弦の月がありますが月没の夜半以降は好条件で観察できました。
この流星群の母天体は、小惑星ファエトン(3200 Phaethon)とされています。一般的な流星群は彗星を起源としている点で異なっています。 流星群は、彗星の軌道上に排出されたダストが、地球の大気にぶつかって多数の流星が出現する天文現象です。

ふたご座流星群
この画像の中に３個の流星が写っています。一番小さな流星は流星群の放射点付近(左下)にありますが、分かりますか？

隈元俊一さんのコメントより
簡単な処理しかしていませんがとりあえず送ります。 １つだけ運良く火球が入りました。 比較明で合成しましたが，暗い流星は映し出すことができませんでした。

撮影データ
撮影日時：2010.12.15 00h52m〜
　　２分露出８０コマの中から流星の写っている８コマを比較明で合成
カメラ：Canon　EOS40D（冷却）
レンズ：TAMRON AF17-50mmF2.8（開放）
撮影地：肝属郡錦江町　才原
撮影者：隈元俊一（鹿児島県天体写真協会）

---

ホームへ戻る	ギャラリーへ戻る