国際宇宙ステーション(ISS)は、地上約400kmの上空を90分で地球を一周する軌道を周回しています。
日没直後か夜明け前に日本の上空を通過する時期も1〜2ヶ月に一週間ほど訪れ、その時が観察のチャンスです。
ISSは太陽光を良く反射し、金星程の明るさで夜空を通過していきます。
10月24日には鹿児島のほぼ真上を通過する好条件で、地上から国際宇宙ステーションの拡大撮影に成功しました。
ISSは動きが速いため、高倍率の望遠鏡の視野で追尾することは困難で、高い技術を要します。
撮影日時:2015年10月24日 18時50分
望遠鏡:タカハシFC-100DC
赤道儀:EM-11Temma2M手動追尾
撮影機材:Canon EOS KissX7i 直焦点撮影 1/1000s ISO3200, 画像トリミング
撮影地:鹿児島玉龍高校校舎屋上
撮影者:鹿児島玉龍高校サイエンス部天文班生徒
西 健一郎さんのコメントより
ほぼ天頂付近を通過する最良に近い条件で撮影しました。
これまで何度も撮影しましたが,やっと日本の「きぼう」がわかる
レベルになりました。撮影中,ISSの形状が何となく見えた気がしました。
部活の生徒10人ほどで撮影をしましたが,生徒も大喜びでした。
撮影日時:2015年10月24日 18時49分
望遠鏡:タカハシMT-160コレクターレンズ使用(1000mm→1330mm)
赤道儀:EM-200TemmaPC-Jr.手動追尾
撮影機材:Canon EOS 60D 1/1600s ISO3200, 画像トリミング
撮影地:鹿児島玉龍高校校舎屋上
撮影者:西 健一郎(鹿児島玉龍高校・鹿児島写真部・CAN)
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