「環水平アーク」は、虹と同じように、太陽光の屈折による現象で、
地平と水平に現れることが多いのでこのように呼称されます。通常の虹とは異なり、
上空に氷の結晶で屈折を起こします。(虹の場合は雨粒です。)
太陽を中心に 46度 の大きな角度の位置に出るので、弧の一部が直線状に見えます。
虹とは異なり、太陽が高い位置にある時でないと見られません。
なかなか見る機会の少ない、珍しい気象現象です。
今回の環水平アークは、鹿児島県の広い地域で見られた模様です。
当館では、職員が13時前に気づき、それから30分程度見られました。
撮影日時:2014年4月24日 13時00分
カメラ:EOS 60D, ISO100, (上)1/5000秒 (下)1/6400秒
レンズ:焦点距離 18mm,F5.6
撮 影:せんだい宇宙館 早水勉
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