カノープスは竜骨(りゅうこつ)座の一等星で、南中時でも南天に低く地平線上にようやく見られます。
緯度の低い鹿児島では見つけやすくなりますが、それでも南中時の高度は 約5度です。
意外と知られていませんが、この時のカノープスを望遠鏡で拡大してみると、虹色に輝いて見えます。
これは、地平線に近い光源は、地球の大気がプリズムの働きをして色を分解するためです。
この写真は、せんだい宇宙館の望遠鏡でカノープスを拡大して撮影したものです。
色収差や焦点の外れではありません。
カノープス
撮影日時:2014年1月23日 21時40分
撮影機材:50cm F12 カセグレン望遠鏡 × 2倍バロー
カメラ:EOS 60D, ISO800, 1/5秒, トリミング
撮 影:せんだい宇宙館 早水勉
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