JAXA(宇宙航空研究開発機構)は2012年1月12日 05時51分頃に内之浦宇宙空間観測所から、S-520-26号機の打ち上げに成功しました。
これは超高層大気観測のための実験ロケットで、せんだい宇宙館に設置されたビーコン観測をはじめ、重要なデータが取得され実験は成功しました。
一般の方々にも観察の期待されたリチウム散布による人工発光雲は、前回(2007年9月2日)ほど明瞭ではありませんでした。
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冨満和広さんのコメントより
ちょっと画像処理してみましたら、なんとなくそれっぽい(人工発光雲)のがありました。
私の画像では6:03:22から見え始めてます。
画像は6:05:16です。残念ながらこれが最後の画像でした・・・
ロケットの光跡(上)
撮影日時:2012.1.12 05h51m51s 露出48秒
カメラ:キャノンEOS5DMK2, ISO 125
レンズ:54mm F4
人工発光雲(下)
撮影日時:2012.1.12 06h05m16s 露出 8秒
カメラ:キャノンEOS5DMK2, ISO 2000
レンズ:54mm F4
撮影地:鹿児島県薩摩川内市入来峠
撮影者:冨満和広(鹿児島天体写真協会)
リチウムによる人工発光雲(連続画像)
撮影日時:2012.1.12 05h50m49s 露出37秒
カメラ:キャノンEOS20Da, ISO 800
レンズ:17mm F3.5 (トリミング)
撮影地:せんだい宇宙館 展望所
撮影者:早水勉(せんだい宇宙館)
動画/2012.1.12 S-520-26号機打上げ
(クリックすると動画を開始します/46秒 無音声:WMV形式動画 8.9MB)
撮影日時:2012.1.12 05h51m〜 46秒間
ビデオカメラ:日立国際電気 HV-C12-S4
撮影地:せんだい宇宙館 展望所
撮影者:早水勉(せんだい宇宙館)
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