2月21日に打ち上げられるM-Vロケット8号機が、10日に機体公開されました。
レイヴン・フォト(鹿児島市)から、貴重な写真をお送り頂きました。
ランチャーを発射時の角度に設定して公開されたM-V-8号機の機体
2月21日にM-Vロケットで打ち上げが予定される、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の赤外線天文衛星「ASTRO−F」
が報道陣に公開されました。
記者会見の一問一答はこちら (提供:レイヴン・フォト)
レイヴン・フォトのレポートより
2006.2.2 公開された赤外線天文衛星「ASTRO−F」
レイヴン・フォト(鹿児島市)から、貴重な写真と解説の記事を頂きました。
第3段ロケットに載せられたASTRO−F(左)とノーズフェアリング
最終チェック中のASTRO−F
今月21日に鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所からM-V-8号機で打ち上げられる
赤外線天文衛星「ASTRO-F」が2日、報道陣に公開されました。
ASTRO-Fは全長3.7m、幅1.9m、太陽電池パドルを開いた時の幅が5.5mで
打ち上げ時質量は952kg。
反射型望遠鏡に赤外線カメラをつけ、太陽電池の翼を取り付けたような形をしていま
す。
近赤外線から遠赤外線まで幅広い帯域の波長をカバーし、赤外線で見た全天の星図を
作成します。
公開された2日は、衛星を第3段ロケットに載せた状態で、ノーズフェアリングで覆
う前の最終チェック作業をしていました。
ちなみに望遠鏡ファンのために書き添えると、光学系はリッチークレティアンで主鏡
の有効径は68.5cm、焦点距離は4200mm、
主鏡、副鏡の製作はニコンです。
(写真 及び 記事提供 レイヴン・フォト)
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