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2018年の主な天文現象

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2018年の主な天文現象についてまとめてみました。 天文を題材とした行事予定にお役立ていただくと嬉しく思います。

流星の情報については、「日本流星研究会」内山茂男さん(千葉県柏市)にご教示頂きました。 また、惑星現象については主な部分を 相馬充さん(国立天文台)にご教示いただいております。 星食関連の予報は、比較的充実しております。流星や星食は、アマチュアが天文学に直接かか わることのできる数少ない分野ですので、多くの観測者の得られることを 期待しております。
何かご不明なことや修正すべき点にお気づきの方がいらっしゃいましたら、ご一報いただけますと幸いです。
(掲載:2017年5月17日)


  節気・雑節(2018年1月〜2019年3月)
二十四節気
2018年
 1月 5日 小寒
 1月20日 大寒
 2月 4日 立春
 2月19日 雨水
 3月 6日 啓蟄
 3月21日 春分
 4月 5日 清明
 4月20日 穀雨
 5月 5日 立夏
 5月21日 小満
 6月 6日 芒種
 6月21日 夏至
 7月 7日 小暑
 7月23日 大暑
 8月 7日 立秋
 8月23日 処暑
 9月 8日 白露
 9月23日 秋分
10月 8日 寒露
10月23日 霜降
11月 7日 立冬
11月22日 小雪
12月 7日 大雪
12月22日 冬至

2019年
 1月 6日 小寒
 1月20日 大寒
 2月 4日 立春
 2月19日 雨水
 3月 6日 啓蟄
 3月21日 春分

雑節
2018年
 1月17日 土用
 2月 3日 節分
 3月17日 社日
 3月18日 彼岸の入り
 4月17日 土用
 5月 2日 八十八夜
 6月11日 入梅
 7月 2日 半夏生
 7月20日 土用
 9月 1日 二百十日
 9月20日 彼岸の入り
 9月23日 社日
10月20日 土用

2019年
 1月17日 土用
 2月 3日 節分
 3月18日 彼岸の入り
 3月22日 社日

  惑星の暦 (2018年1月〜2019年3月)
2018年
 1月 2日 水星   西方最大離角
 1月 9日 金星   外合
 1月15日 天王星 東矩
 2月11日 木星   西矩
 2月17日 水星   外合
 3月 4日 海王星 合
 3月16日 水星   東方最大離角
 3月25日 火星   西矩
 3月29日 土星   西矩
 4月 2日 水星   内合
 4月18日 天王星 合
 4月30日 水星   西方最大離角
 5月 9日 木星   衝
 6月 6日 水星   外合
 6月 7日 海王星 西矩
 6月27日 土星   衝
 7月12日 水星   東方最大離角
 7月25日 天王星 西矩
 7月27日 火星   衝
 7月31日 火星   最接近
 8月 7日 木星   東矩
 8月 9日 水星   内合
 8月18日 金星   東方最大離角
 8月27日 水星   西方最大離角 
 9月 8日 海王星 衝
 9月21日 水星   外合
 9月21日 金星   最大光度
 9月26日 土星   東矩
10月24日 天王星 衝
10月26日 金星   内合
11月 7日 水星   東方最大離角
11月26日 木星   合
11月27日 水星   内合
12月 2日 金星   最大光度
12月 3日 火星   東矩
12月 6日 海王星 東矩
12月15日 水星   西方最大離角

2019年
 1月 2日 土星   合
 1月 6日 金星   西方最大離角
 1月30日 水星   外合
 2月27日 水星   東方最大離角
 3月 7日 海王星 合
 3月15日 水星   内合

  月の暦 (2018年1月〜2019年3月)
  新月      上弦      満月      下弦
2018年
                     1月 2日   1月 9日
 1月17日   1月25日   1月31日   2月 8日
 2月16日   2月23日   3月 2日   3月 9日
 3月17日   3月25日   3月31日   4月 8日
 4月16日   4月23日   4月30日   5月 8日
 5月15日   5月22日   5月29日   6月 7日
 6月14日   6月20日   6月28日   7月 6日
 7月13日   7月20日   7月28日   8月 5日
 8月11日   8月18日   8月26日   9月 3日
 9月10日   9月17日   9月25日  10月 2日
(9月24日 中秋の名月)
10月 9日  10月17日  10月25日  11月 1日
11月 8日  11月15日  11月23日  11月30日
12月 7日  12月15日  12月23日  12月29日

2019年
 1月 6日   1月14日   1月21日   1月28日
 2月 5日   2月13日   2月20日   2月26日
 3月 7日   3月14日   3月21日   3月28日


  主な天文現象 (2018年1月〜2019年3月)

2018年

 1月27日 アルデバラン(αTau 0.9等)の食
19時頃、おうし座の1等星アルデバランが月に隠される。今回見られるのは秋田
県,岩手県以北の北日本となる。次回日本で見られるのは16年後の2034年。
         暗縁潜入/ 札幌:18h57m
         明縁出現/ 札幌:19h43m 
         中部から関東で南限界線接食

 1月31日 全国で皆既月食
31日 宵から深夜にかけて、全国で全過程の見られる好条件の皆既月食が起こる。
今回の月食は月が近地点に近く、普段よりも大きな満月の月食となる。
         部分食の開始	20h48m
         皆既食の開始	21h51m
         食の最大	22h30m(食分1.32)
         皆既食の終了	23h08m
         部分食の終了	24h12m

 2月2日 レグルス(αLeo 1.4等)の食(東日本)
夜明け前、中部以北で しし座の1等星レグルスが月に隠される。次回日本で見ら
れるのは7年後の2025年。
         明縁潜入/ 札幌:04h36m,仙台:04h50m, 東京:05h00m
         暗縁出現/ 札幌:05h23m, 仙台:05h25m, 東京:05h23m
         近畿から中部付近で南限界線接食

 7月28日  皆既月食
全国で月没帯食が見られる。北海道,青森県北東部,岩手県北東部では皆既食が
始まる前に月が沈む。これら以外の地域では皆既月食となるが、皆既が終了する
前に月没する。
すぐ近くに大接近中の火星があり、天文史に残る天体ショーとなることだろう。
         部分食の開始	03h24m
         皆既食の開	04h30m
         食の最大	05h22m(食分1.61)
         皆既食の終了	06h14m
         部分食の終了	07h19m

 7月31日 火星の大接近
火星が15年ぶりに大接近し、観察の絶好機となる。
最接近時の地心距離 5,759万km=0.3850AU
この日を中心に前後1ヶ月程 視直径20“を超えて十分に大きな火星を観察できる。

 8月13日 ペルセウス座流星群極大。
3大流星群の1つ。2018年は、全く月明かりがない好条件。極大時刻は日本時刻の13日
10時頃であり、13日未明に40〜50個/時程度、14日未明に30個/時程度の出現が期待で
きる。

8月18日 金星東方最大離角
金星は1年7ケ月毎に地球に接近する。2018年は、8月18日に東方最大離角、9月21日
に最大光度(-4.8等)となり、宵の明星として観察のピークとなる。


12月14/15日 ふたご座流星群極大。
年間最大の出現をほぼ一晩中見せる流星群。2018年は上弦前の月があるが、かなりの
好条件といえる。極大時刻は14日21時頃。14日の夜は出現数は80個/時程度で、明る
い流星も多いであろう。13日の夜でも40個/時程度見られるだろう。


2019年
 1月 6日  全国で部分日食
全国で全過程の見られる好条件の部分日食が見られる。全地球的にはロシア極東部
で食分0.715まで欠けるが、地平線付近となるため、日本付近の観察条件が最も良い。
  部分食の開始  札幌:08h46m32s, 仙台:03h44m47s, 東京:08h43m51s, 大阪:08h40m38s
                福岡:08h38m38s, 鹿児島(川内):08h40m11s, 那覇:08h50m19s,
  食の最大(食分)札幌:10h13m29s(0.539), 仙台:10h09m49s(0.469), 東京:10h06m05s(0.422), 大阪:09h57m12s(0.378)
                福岡:09h47m25s(0.318), 鹿児島(川内):09h46m18s(0.284), 那覇:09h39m18s(0.143)
  部分食の終了  札幌:11h47m22s, 仙台:11h42m38s, 東京:11h36m35s, 大阪:11h22m38s
                福岡:11h04m38s, 鹿児島(川内):11h00m26s, 那覇:10h32m59s



  主な流星群 (2018年1月〜12月)
 1月 4日未明 しぶんぎ座流星群極大
3大流星群の1つ。夜明け前に放射点が高くなるので、夜明け前に多くの流星が見られ
る。2018年は、極大が日本時刻の4日5時頃で、今年は4年に1度の“極大を日本で見ら
れる”年だが、残念なことに2日が満月で、強烈な月明かりが邪魔をする。これらを
考慮して、4日未明に20個/時程度の出現が見られれば良い方だろう。また、この流星
群は、年によって明らかに出現数が変動すし、見てみないとどのくらいの出現が見ら
れるかわからない流星群である。なお、活発な出現は長続きしない流星群で、極大か
ら1日ずれると2個/時程度まで減ってしまう。

 4月22/23日  こと座流星群極大。
夜明け前に向けて放射点が高くなるとともに流星が増加する。2018年のピークは日本
時刻の23日1時前後で、日本でほぼ極大の頃を観測できそう。上弦の月は夜半過ぎに
沈み、その後は月明かりもない。総合的に見て10個/時程度の出現が期待できる。
この群は過去に何度も100個/時以上の突発出現をしている。ダストトレイル計算によ
ると、今年突発出現する可能性は低い。

 5月 6日頃  みずがめ座η流星群極大。
ハレー彗星を母天体とする流星群で、薄明開始直前に長経路の印象的な流星が見られ
る。ただし、日本では放射点が高くなる前に薄明となるため、出現は1時間余りしか
見られない。2018年の極大頃は、残念ながら下弦前の明るい月がある。出現数は薄明
開始前後で5個/時程度であろう。なお、極大日から2日程度ずれても出現数はあまり
変わらない。

 8月13日 ペルセウス座流星群極大。
3大流星群の1つ。夜明け前に放射点が高く上るので、宵よりも夜明け前の方が多くの
流星を見られる。また、20時頃では、出現数は少なめだが、長経路の印象的な流星が
見られる。2018年は、全く月明かりがない好条件。極大時刻は日本時刻の13日10時頃
であり、13日未明に40〜50個/時程度、14日未明に30個/時程度の出現が期待できる。

10月8日 りゅう座流星群出現するか?
ジャコビニ・ジンナー彗星(21P)を母天体とし、ジャコビニ流星群と言われてきた
流星群。過去に何度も大出現を見せているが、平年はほとんど出現が見られない。
2018年は母天体が回帰するので、もしかしたらある程度の出現があるかもしれない。
直前になってダストトレイル計算による予測が発表されることもあるので、気をつけ
てみたい。2018年は月明かりもない。輻射点が高い宵の内に観測するのが良い。
出現すれば、ゆっくりでフワ〜っとした印象的な流星が見られる。

10月22〜24日 オリオン座流星群極大。
ハレー彗星を母天体とする流星群で、高速で印象的な流星が見られる。また、このこ
ろはおうし座流星群の流星も少ないながら見られるが、おうし群の流星はゆっくりで、
オリオン群との対比が面白い。夜半から夜明け前にかけて輻射点が高くなり、流星数
も増えていく。極大から2日程度ずれても出現数はそれほど減らない。2018年は満月
前の月明かりがある。明け方に月が沈んでから薄明開始までの間なら、10個/時程度
の出現であろう。

11月上旬 おうし座流星群極大。
おうし座流星群は南群と北群に分けられ、南群が11月1日頃、北群が11月12日頃に極
大となる。両群を合わせると、11月上旬が極大と考えてよいだろう。2018年は11月8日
が新月なので、極大付近は好条件。南北両群合わせて5個/時程度の出現が見られるだ
ろう。

11月18日 しし座流星群極大。
高速で印象的な流星が見られる流星群。ゆっくり流れるおうし群との対比も面白い。
極大付近の2〜3日間は出現数もあまり変わらない。放射点が上がってくる夜半後に見
られるのだが、2018年は上弦過ぎの月があるが、夜半過ぎに月が沈んでからは好条件。
ただ、母天体も遠日点付近まで遠ざかっており、5〜10個/時程度の出現であろう。

12月14/15日 ふたご座流星群極大。
年間最大の出現をほぼ一晩中見せる流星群。2018年は上弦前の月があるが、かなりの
好条件といえる。極大時刻は14日21時頃。この流星群では、明るい流星のピークが全
体のピークより半日程度遅れるので、14日の夜は出現数は80個/時程度で、明るい流
星も多いであろう。13日の夜でも40個/時程度見られるが、15日の夜は数個/時程度に
減少する。

12月22/23日 こぐま座流星群極大。
 輻射点がこぐま座にあり、24時間沈まないため、一晩中観測できる流星群。ただし、
輻射点高度は明け方の方が高くなる。2018年は極大が23日6時頃。ただし、満月が明
るく、出現数は 2〜3個/時程度であろう。


※ 出現数は人工光害のほとんどないところでの大体の値です。月明かりを考慮して推測しています。
※ 流星群のピーク時刻は全地球的なものです。実際には観測地の輻射点の高度が重要です。
※ 「13/14日」は「13日から14日にかけての夜」を意味します。



  主な彗星(2018年1月〜12月)
9月10日 ジャコビニ・チンナー彗星(21P Giacobini-Zinner)が近日点通過
6.54年周期の ジャコビニ・チンナー彗星が回帰し、9月10日に近日点を通過する。
この彗星は、2018年の回帰は非常に好条件で、近日点通過とほぼ同時期の9月10日頃
には地球と0.39天文単位まで接近し、肉眼級に明るくなる可能性がある。
10月末まで北半球からの観察に適している。10月8日頃に活動し大出現を見せること
のある りゅう座流星群の母彗星でもある。

12月13日 ウィルタネン彗星が(46P Wirtanen)が近日点通過
ウイルタネン彗星(46P/Wirtanen) は、1948年に発見された5.4年の周期彗星。今回の
回帰は大変条件が良く、12月16日には地球から0.078天文単位まで接近する。
11月中旬には双眼鏡クラスまで増光し、最接近時には3等級まで明るくなり肉眼で見
える可能性がある。地球との距離が近いためコマが大きく、望遠鏡よりも双眼鏡や肉
眼が適するだろう。最接近時には おうし座 を高速で駆け抜けていく。12月中旬以降
は月明かりが観察のさまたげとなる。


  主な星食 (2018年1月〜2019年3月)
2018年
 1月12日 γLib(3.9等)の食
         明縁潜入/ 札幌:05h22m, 仙台:05h28m, 東京:05h34m
         暗縁出現/ 札幌:06h33m, 仙台:06h26m, 東京:06h16m

 1月27日 アルデバラン(αTau 0.9等)の食
         暗縁潜入/ 札幌:18h57m
         明縁出現/ 札幌:19h43m 
         中部から関東で南限界線接食

 2月 2日 レグルス(αLeo 1.4等)の食
         明縁潜入/ 札幌:04h36m,仙台:04h50m, 東京:05h00m
         暗縁出現/ 札幌:05h23m, 仙台:05h25m, 東京:05h23m
         近畿から中部付近で南限界線接食

 5月28日 γLib(3.9等)の食
         暗縁潜入/ 仙台:21h32m, 東京:21h23m, 大阪:21h10m, 福岡:20h58m
                   鹿児島(川内):20h57m, 那覇:20h52m
         明縁出現/ 仙台:22h15m, 東京:22h22m, 大阪:22h19m, 福岡:22h14m
                   鹿児島(川内):22h16m, 那覇:22h16m

 6月 1日 μSgr(3.8等)の食
         明縁潜入/ 大阪:01h03m, 福岡:00h37m, 鹿児島(川内):00h30m, 那覇:00h09m
         暗縁出現/ 大阪:01h24m, 福岡:01h21m, 鹿児島(川内):01h27m, 那覇:01h33m

 6月 2日 οSgr(3.8等)の食
         明縁潜入/ 札幌:00h55m
         暗縁出現/ 札幌:01h12m

 8月21日 μSgr(3.8等)の食
         暗縁潜入/ 福岡:19h21m, 鹿児島(川内):19h12m(薄明中), 那覇:18h47m(日没前)
         明縁出現/ 福岡:19h49m, 鹿児島(川内):19h57m, 那覇:20h06m

 8月22日 οSgr(3.8等)の食
         暗縁潜入/ 札幌:19h22m, 仙台:19h28m, 東京:19h36m
         明縁出現/ 札幌:20h23m, 仙台:20h12m, 東京:19h57m

10月19日 δCap(2.9等)の食  日没時
         暗縁潜入/ 札幌:15h51m(日没前), 仙台:15h41m(日没前), 東京:15h35m(日没前),大阪:15h30m(日没前)
         明縁出現/ 札幌:17h07m, 仙台:17h01m, 東京16h55m(日没前), 大阪:16h47m(日没前)
                   福岡:16h38m(日没前),鹿児島:16h35m(日没前), 那覇:16h21m(日没前)

11月 1日 δCnc(3.9等)の食
         明縁潜入/ 札幌:01h28m
         暗縁出現/ 札幌:01h53m

11月12日 οSgr(3.8等)の食
         暗縁潜入/ 鹿児島(川内):20h11m(低空), 


11月24日 δ1Tau(3.8等)の食
         明縁潜入/ 東京:01h52m, 大阪:01h41m, 福岡:01h29m, 鹿児島(川内):01h23m
                   那覇:01h05m
         暗縁出現/ 東京:02h27m, 大阪:02h25m, 福岡:02h18m, 鹿児島(川内):02h23m, 
                   那覇:02h25m

2018年
 1月17日 δ1Tau(3.8等)の食
         暗縁潜入/ 鹿児島(川内):23h04m, 那覇:22h41m
         明縁出現/ 鹿児島(川内):23h34m, 那覇:23h48m


  小惑星による恒星の食 2018年 好条件のリスト
M   D  h  m  Name            Dia(km) dur(s) star             mag   dmag
01 13 27 00 (8)Flora           141.0  17.2 HSOY 546310576     8.09 1.0 絶好
01 21 24 47 (1469)Linzia        60.2   4.5 TYC 0198-02068-1   9.93 4.2 好条件
01 22 20 31 (849)Ara           100.0   7.0 TYC 0133-01352-1  10.33 3.6 好条件
02 06 22 53 (1819)Laputa        44.6   3.2 TYC 1330-02091-1   9.44 6.7 好条件
02 21 26 30 (74)Galatea        123.0  34.6 TYC 5549-00217-1   9.91 4.5 好条件

03 19 21 55 (92)Undina         132.0   7.5 TYC 1848-00348-1  10.07 2.7 好条件
03 21 23 33 (444)Gyptis        170.0  27.9 TYC 0796-01110-1   9.18 3.9 絶好
03 26 25 09 (661)Cloelia        52.0   7.5 UCAC4-510-051058  10.28 4.0 好条件
03 31 25 51 (51)Nemausa        152.3  28.0 TYC 0830-00933-1  10.14 1.1 好条件
04 10 22 55 (1173)Anchises     135.0  30.5 TYC 0820-00209-1   9.91 7.1 好条件

04 23 26 48 (34)Circe          118.0  11.7 TYC 4972-00812-1  10.39 1.6 好条件
05 03 28 10 (88)Thisbe         232.0  18.2 HIP 98875          9.26 2.4 好条件
06 24 26 59 (2032)Ethel         42.0   4.2 HIP 93315          6.51 9.2 絶好
06 26 24 20 冥王星            2376.6 102.9 HSOY 093262527    13.11 2.0 注目
07 24 21 25 (332)Siri           45.0   4.6 HOSY 078276791     7.94 4.8 絶好

08 06 23 33 (582)Olympia        47.0   3.9 TYC 5259-00212-1   8.77 4.9 絶好
08 11 22 58 (445)Edna           89.0   6.9 TYC 5175-00306-1   9.98 3.3 好条件
08 26 21 10 (176)Iduna         125.0  11.3 TYC 1055-03520-1   9.30 3.6 絶好
09 12 22 51 (416)Vaticana       89.5   7.4 HIP 1160           9.67 2.3 好条件
09 25 26 08 (1256)Normannia     78.0  18.6 HIP 15555          7.03 8.6 絶好

09 30 27 41 (506)Marion        109.0  12.1 HSOY 429922939    10.11 3.6 好条件
10 20 25 35 (449)Hamburga       88.6   4.7 TYC 1374-01557-1  10.44 3.4 好条件
10 22 27 17 (336)Lacadiera      72.0   3.4 HIP 42165          8.56 6.2 絶好
10 29 25 36 (447)Valentine      82.0   8.1 TYC 1252-00522-1  10.29 3.0 好条件
11 01 21 47 (99)Dike            54.2   6.5 TYC 2409-00192-1  10.24 4.4 好条件

11 07 23 53 (1567)Alikoski      71.0   7.4 HSOY 452831346     8.52 6.6 絶好
11 10 20 27 (1390)Abastumani   104.0   7.8 TYC 0624-00893-1  10.46 4.0 好条件
11 12 20 40 (112)Iphigenia      75.5  15.7 TYC 5244-00706-1  10.34 3.2 好条件
11 13 17 49 (144)Vibilia       178.0   5.9 HIP 98765          9.78 2.9 好条件
11 23 21 33 (804)Hispania      140.6  13.0 TYC 3361-00502-1  10.31 2.2 好条件

12 05 18 41 (1086)Nata          70.5   5.7 TYC 2355-00179-1  10.27 3.5 好条件
12 25 23 20 (365)Corduba       110.0  15.4 TYC 0210-00697-1  10.14 3.3 好条件
12 27 20 52 (944)Hidalgo        29.2   5.1 HSOY 437039921    14.72 0.6 注目
12 27 22 43 (607)Jenny          65.5   5.1 HSOY 548120646     9.89 3.8 好条件

   日付時刻: JST
   Dia(Km) : 小惑星の直径(Km)
   dur     : 継続時間(sec)
   dmag    : 減光等級


  変光星ミラの極大
2018年 1月23日頃
2018年12月21日頃

 
  最遠と最近の満月
2018年
最近 1月 2日 11h 地心距離 35.660万km, 視直径 33.5' = スーパームーン
最遠 7月28日 05h 地心距離 40.609万km, 視直径 29.4'
 
 
  月面X
上限の頃に、明縁と暗縁の境界のクレーター(ブランキヌス,ラカイユ,プールバッハ 付近)
で「X」 の文字が浮かび上がることがあり、愛好家の間で「月面X」と呼ばれ近年人気があります。
掲載する日時はおよその中心時刻で、その前後1時間程度で観察できます。

2018年
 3月24日 17h10m頃 東京の日没(17h57m)
 5月22日 17h20m頃 東京の日没(18h45m)
 9月17日 16h40m頃 東京の日没(17h48m)
11月15日 19h10m頃
2019年
 1月13日 22h50m頃


※ 出典,参考文献
日食と月食データブック  誠文堂新光社
Occultations by major and minor planets 2017 (Edwin Goffin)
OCCULT Ver4.2.1 (David Herald)
IAU Minor Planet Center ウエブサイト
Comet Prospects for 2017 (Jonathan Shanklin)
国立天文台暦象年表 ウエブサイト
協力:内山茂男様 (日本流星研究会)
協力:相馬充様 (国立天文台)

更新履歴
2017. 5.17 初版掲載


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