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2002.09.19 第6回鹿児島県天文施設の会が開催されました

新代表に 面高俊宏 鹿児島大学理学部教授を選出


第6回 鹿児島県天文施設の会
前列中央は新代表の面高俊宏氏
坂上務氏へ橋口隆氏より 小惑星命名記念額授与
 2002年9月19日、川内市立少年自然の家を会場として、第6回鹿児島県天文施設の会(代表代行:倉山高幸 スターランドAIRA,事務局:せんだい宇宙館)が開催されました。
 「鹿児島県天文施設の会」は、鹿児島県内にある公共天文施設のネットワークで、 「天文施設間の運営上の問題や、活動内容の情報交換など相互研修を図ること」を目的として運営されています。 第6回目を迎えた今回は、本年度より中之島(十島村)天文台長に就任された福澄孝博氏ら、多数の参加を頂き、 活発な意見の交換が行われました。またこの他に、佐治アストロパーク(鳥取県)からのオブザーバー参加も 頂きました。

 会合に先立ちまして、百武裕司氏(元スターランドAIRA館長,本会前代表,2002年4月死去) の死を悼んで黙祷をささげ、功績を称えました。
 新しい代表には、会員の互選により、面高俊宏(おもだかとしひろ)鹿児島大学理学部教授が選出されました。
 また、1998年に新小惑星へ(5862)Sakanoueを命名されました、 坂上務氏(九州大学名誉教授,せんだい宇宙館名誉館長)へ、平井正則 福岡教育大学教授らより命名記念額が 贈られ、橋口隆せんだい宇宙館館長により授与式が行われました。

 今回の参加は、出水市青年の家,鹿児島県総合教育センター,鹿児島県立博物館,鹿児島市立科学館, 鹿児島大学理学部,スターランドAIRA,川内市少年自然の家,十島村教育委員会,中之島天文台, せんだい宇宙館 の10施設14名。

 今回の主な議事の内容は以下の通りです。
* 中之島天文台を世界に知らしめるために 〜天文台での取り組み〜(福澄孝博氏)
* 鹿児島県総合教育センターの天文施設とその活用,高校生天体観測ネットワークの取り組み(前田利久氏)
* 特別講演 「天体観測の基本」(坂上務 九州大学名誉教授)
* 特別講演 「天文普及における公共施設と研究施設の役割」(面高俊宏 鹿児島大学理学部教授)
* 各施設 運営事例討論
 第7回は、来年同時期に 川内市立少年自然の家/せんだい宇宙館を会場として開催の予定です。


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