2001.07.03 今世紀発の肉眼彗星となったリニア彗星
C/2001A2 彗星は、本年1月に米国のリンカーン研究所により発見された新彗星です。
発見当初は平凡な彗星と見られていましたが、4月上旬から急激に明るくなり、
7月初めには肉眼でも見える程になりました。
この彗星は、4月下旬からは一旦日本からは見えない南半球の星空に移動しました。
再び日本から見えるようになったのは6月の下旬でしたが、梅雨期のこと、鹿児島地方では
ようやく7月3日に初観測が報告されました。
この後は、太陽,地球からもどんどん遠ざかりますので、日増しに輝きを失っていきます。
リニア彗星画像集(JPG:15k+36k+33K+16K)
* 写真提供:松下 優さま(鹿児島市),百武裕司さま(スターランドAIRA館長)
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