2001A2 LINEAR彗星

LINEAR 彗星(リニア彗星)

1日の動きが早く、彗星追尾ではないので尾は写りませんでした。 双眼鏡でもすぐにそれとわかり、肉眼でも見つけることが可能でした。

撮影日時:2001年7月3日3時20分 露出10分
撮影機材:P645+300mmF4
フィルム:FujiSuperG ACE400 撮影 : 松下 優(鹿児島市)


地球最接近時の LINEAR(リニア) 彗星
2001A2 LINEAR彗星

(撮影者百武さんのコメント)
重い望遠レンズをひっぱりだして、久しぶりに彗星を撮る。 ピンぼけ写真で恥ずかしい。さよならリニア。一期一会の一こま。

2001A2 LINEAR彗星

 この彗星はさらに予想を越える増光を続けて、ついには21世紀最初の肉眼彗星となりました。 この画像は地球に最接近の頃のものです。うっすらと伸びた尾が認められます。 この頃でおよそ4等級。空の暗いところであれば、かろうじて肉眼で認めることが出来ました。

写真(上)
撮影日時:2001年7月2日3時36分 露出10分 彗星追尾
レンズ:350mm F2.8
フィルム:スペリア800
備考:35o判550o画角にトリミング
撮影 : スターランドAIRA館長 百武裕司

写真(下)
撮影日時:2001年7月2日3時13分〜3時34分
15cmF4屈折+ Bitran BT-11C
1分×7コマコンポジット
撮影 : せんだい宇宙館 早水 勉


2001A2 LINEAR彗星

C/2001A2 LINEAR 彗星(リニア彗星)
 ごくありふれた、観望の対象にならない小型の彗星でしたが、2001年4月上旬に急激に増光し、 7等級にまでなりました。彗星は予測のつきにくい要因で光度の変化することがよくあります。 この彗星は、この後一旦 日本からは見えない南半球の星空に移動しました。

撮影日時:2001年4月19日19時45分〜20時10分
15cmF8屈折+ Bitran BT-11C
1分×8コマコンポジット
撮影 : せんだい宇宙館 早水 勉