2017年4月1日 アルデバラン食
アルデバラン食とは、おうし座の一等星アルデバランが月の背後に隠される現象です。 アルデバランは、全地球的には 2018年9月まで毎月のように月に隠される星食のシーズンとなっています。 2017年4月1日 18時35分〜19時45分 頃、全国で好条件のアルデバラン食が見られました。 一等星とはいえ、肉眼で見ることは困難でしたが、双眼鏡でも経過を観察することができました。
次回日本で見られるアルデバラン食は、2018年1月27日 ですが、残念ながら北日本のみの現象です。 それ以降のアルデバラン食のシーズンは 16年後の2033年からとなります。


2017.4.1 アルデバラン食の潜入
2017年4月1日 アルデバラン食の潜入

撮影時刻:2017年4月1日 18時35分10秒
望 遠 鏡:タカハシMT-160 コレクター使用
赤 道 儀:タカハシEM-200TemmaPC-Jr.追尾
カ メ ラ:Canon EOS 60D,ISO-100,1/50秒にて撮影
撮 影 地:鹿児島市
撮 影 者:竹島 侑未(鹿児島玉龍高校サイエンス部天文班OG,鹿児島大学)
画像処理:西 健一郎(鹿児島玉龍高校,CAN,鹿児島写真部)

2017.4.1 アルデバラン食の出現
2017年4月1日 アルデバラン食の出現

撮影時刻:2017年4月1日 18時45分6秒,18時47分2秒,18時49分1秒,18時51分5秒,18時53分6秒
望 遠 鏡:タカハシMT-160 コレクター使用
赤 道 儀:タカハシEM-200TemmaPC-Jr.追尾
カメラ:Canon EOS 60D,ISO-100,1/60秒にて撮影,画像処理,比較明合成
撮影地:鹿児島市
撮 影 者:米盛 葵(鹿児島玉龍高校サイエンス部天文班OG,鹿児島大学)
画像処理:西 健一郎(鹿児島玉龍高校,CAN,鹿児島写真部)

西健一郎さんのコメントより
部活の合宿で撮影しました。アルデバラン潜入前は油断してほとんど撮影できませんでしたが,明るい空でしたが アルデバランが月の地平線に隠れる様子がはっきり確認できました。 タットル・ジャコビニ・クレサーク彗星やジョンソン彗星も撮影できて良かったです。




ホームへ戻るギャラリーへ戻る
ホームへ戻るギャラリーへ戻る