2012年12月12日 地球に接近した小惑星トータチス(掲載:2012.12.27)
小惑星は、地球と同じように太陽を公転する小さな天体で、現在までに数十万天体が見つかっています。 ほとんどの小惑星は、火星と木星の間にありますが、地球の軌道の内側まで太陽に近づくものもあり、アポロ群と呼ばれるグループはそれに類します。 アポロ群小惑星トータチス(4179 Toutatis)は、時々地球に大接近することで知られています。 2012年12月12日の接近時の貴重な画像をお寄せ頂きました。



アポロ群小惑星(4179)Toutatis

小和田稔さんのコメントより
先日地球に4年ぶりに接近したアポロ群小惑星(4179)Toutatisの撮影をしましたので画像をお送りします。 接近距離は0.046AU(地球と月の距離の約18倍)で、見る見るうちに移動していく様子が分かりました。

撮影時刻:2012年12月12日 20h45mより21h05mまでの五分間隔の画像を合成
機  材:高橋μ250にレデューサー使用(D=250mm、fl=2328mm、F=9.3)
カ メ ラ:CANON EOS5D MarkV ISO800 露出各60秒
撮影者 :小和田稔(静岡県浜松市)


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