メデューサ星雲 (PK205+14.1)
惑星状星雲とは、太陽と同じくらいの大きさの恒星が、一生を終えたときに周囲に形作るガスの塊です。 「惑星...」と呼ばれていますが、円形状の星雲が多く見かけが惑星に似ているために呼称されたもので、惑星とは関係がありません。
この星雲は こいぬ座の境界に近い ふたご座にあり、「メデューサ星雲」の愛称があります。 メデューサとはギリシャ神話に登場する頭髪が蛇の怪人です。 見かけが蛇の頭に似ているためでしょうか。

メデューサ星雲

吉見昭文さんのコメントより
メデューサネビュラをお送りします。
以前から存在は知っていましたが、撮影したのは初めてでした。惑星状星雲ですが、散光星雲のような写り方で魅力がありますね。
別名は、Sh2-274 または Abell21です。SH2ナンバーはついていますが、カタログでは惑星状星雲に分類されています。 ただ冷却CCDの写真を見ますと、反対側の弧も含め大きく広がっていて、散光星雲の(一部の)ようにも見えます。

撮影対象:メデューサネビュラ(PK205+14.1)
撮影日時:2010.2.20 11時54分〜
露出:8分×16枚
カメラ:EOS KissDigitalX seo-sp2(ISO800)
望遠鏡:細井光学 25cmF5反射 直焦(コマコレクター)
赤道儀:タカハシ NJP(ST4にてオートガイド)
撮影地:鹿児島県霧島市
撮影者:吉見昭文(鹿児島県天体写真協会)


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