オリオンの大星雲(M42)
オリオン座の中心部には、全天でも最も美しいとされる明るい散光星雲があり「オリオンの大星雲」 と呼ばれます。まるで、鳥が羽を広げたように見えます。
散光星雲とは、宇宙に漂う星間ガスが光って見える天体です。 多くの散光星雲は、このように独特の赤い色をしていますが、これは、水素原子が励起して発する色です。 この大星雲は、暗夜なら肉眼でも存在が分かります。大口径の望遠鏡で見ると、薄い緑色に見えますが、 これは主に酸素の出す色で、肉眼には緑色が感じやすいのでこのように見えます。


オリオンの大星雲

西健一郎さんのコメントより
薄雲で明るい星がぼやけ気味でノイズもありますが、トラペジウムが見えるように処理できました。 また撮影に挑戦したいです。


撮影日時:2017.10.1 04時18分
露出:5秒×2+10秒×2+120秒×4のコマを加算平均(合計510秒露出)
カメラ:Canon 6D, ISO:3200
望遠鏡:MT-160+レデューサー使用
ステライメージ7+Digital Photo Professional 4 にて画像処理
撮影地:薩摩川内市入来町国立天文台VERA観測所付近
撮影者:西 健一郎(鹿児島玉龍高校,CAN,鹿児島写真部)


オリオンの大星雲

西健一郎さんのコメントより
 快晴の天気に恵まれましたので,出掛けて撮影しました。 HR=10程度?の流星が見られ,天頂付近でSQM=21.3の空でした。 M42付近は人工衛星が頻繁に通過するので,撮影が悩ましいです。


撮影日時:2016.11.25 22時44分
露出:41秒+61秒を加算合成
カメラ:Canon EOS Kiss X7i, LPR-Nフィルター使用, ISO:3200
望遠鏡:MT-160+レデューサー使用
ステライメージ7にて明るさ・コントラストを調整
撮影地:薩摩川内市入来町国立天文台VERA観測所付近
撮影者:西 健一郎(鹿児島玉龍高校,CAN,鹿児島写真部)


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