2014.1.1 小惑星アジア による掩蔽の観測成果


 2014年1月1日 20時28分(日本時間)頃 観測された 小惑星アジア(67 Asia)による 11.5等星(TYC 0729-00729-1)食の結果です。
この現象において、冨岡啓行さん(茨城県日立市)により食による減光が観測されました。 また、八重座明さん(日立市),相川礼仁さん(埼玉県坂戸市),渡辺裕之さん(岐阜県垂井町),渡部勇人さん(三重県いなべ市)では、通過(食なし) が観測されました。
冨岡啓行さんの観測においては、短時間に2度の減光が報告されており、小惑星の南限付近の接食状態であったと推測されます。
ご協力いただきました皆様には、この場を借りまして御礼申し上げます。

下図はせんだい宇宙館による整約計算の結果です。推定直径 62kmの小惑星に対して冨岡さんの観測からは 3.5km と 3.2km の小惑星の弦が求められました。

小惑星(67)Asia による掩蔽
Reduced by Tsutomu Hayamizu. (Update 2014.1.18)

※ 観測結果は星食のメーリングリスト JOIN に公開されたものです


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