石田さんの観測から、この恒星(TYC 1865-01119-1)は、これまで確認されていなかった重星であることが見出されました。 このビデオは宮下和久さん(長野県安曇野市)により解析され、減光時において 主星 9.58 +/- 0.04等,伴星 10.73 +/- 0.07等, 復光時において 主星 9.54 +/- 0.05等,伴星 10.87 +/- 0.18等 と算出されています。 下図はせんだい宇宙館による整約計算の結果です。推定直径 73kmの小惑星に対して 主星より 60.8km,伴星より 59.4km の小惑星の弦が求められました。
Reduced by Tsutomu Hayamizu. (Update 2012.3.7)
※ 観測結果は星食のメーリングリスト JOIN に公開されたものです。
動画/2012.2.19 小惑星(177)Irma による恒星食
(クリックすると動画を開始します/24秒:WMV形式動画 2.5MB)
Recorde by Masayuki Ishida.(Taiki,Mie,Japan)
20cm F10 Schmidt Cass, F6.3 Reducer, WAT-120N(slow shutter 8Fr),GHS-OSD
データ提供:石田正行さま(滋賀県守山市/三重県大紀町へ遠征)
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