下図はせんだい宇宙館による整約計算の結果です。推定直径38kmの小惑星に対して 32.5km の小惑星の弦が求められました。
Reduced by Tsutomu Hayamizu. (Update 2010.12.19)
※ 観測結果は星食のメーリングリスト JOIN に公開されたものです
食の観測されたビデオ映像より
以下は、食の観測された ビデオ映像 です。
ビデオをよく見ると、恒星が減光している間にも微光のあることが分かります。
この微光は、対象の恒星の「伴星(ばんせい)」です。伴星とは、二重星の暗い側の恒星です。
この恒星は望遠鏡でも分離して見えない近接した伴星を持つことが予め分かっていました。
今回現象の最中の3秒間は、小惑星によって主星が隠されたために、
本来直接見ることのできないはずの伴星のみを見ることができたわけです。
動画/2010.12.15 小惑星チラキ(732 Tjilaki)による恒星食
(クリックすると動画を開始します/14秒 無音声:WMV形式動画 357KB)
撮影日時:2010年 12月15日 02h57m (注: 映像にインポーズされている時刻は世界時です)
望 遠 鏡:15cmF8 屈折望遠鏡,I.I.(光電子増倍管)使用
撮 影:早水勉 (せんだい宇宙館)
Recorde by Tsutomu Hayamizu.(Sendai-uchukan Satsumasendai,Kagoshima,Japan)
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