2006.2.19 最大光度の頃の 金 星
金星は1年7ヶ月毎に地球に接近しますが、その前と後のちょうど1ヶ月頃が最も明るく輝きます。
金星のこの時期を"最大光度"とか"最大光輝"と呼び、昼間の青空の中でも認められるほどになります。
最大高度の金星は、約-4.6等で これは標準的な1等星のおよそ 170倍もの明るさです。
現在は、日の出前の東の空にどの星よりも明るく観察できますので、「明けの明星」とも呼ばれます。
小石川正弘さんのコメントより
2月に入って観測条件悪い日ばかり続いております。
早朝、星の瞬き少なかったものですから
木星を覗いてみました。全くだめでした。
そして、今回の画像は、出勤してからの金星です。
あまりぱっとしませんが
最大光度頃の金星はこんな姿をしているのですね。
2006年 2月19日 9h
15cm屈折望遠鏡拡大撮影
撮影者: 小石川正弘(仙台市天文台)
ギャラリーへ戻る