2006.1.29 土星の衝効果を捉えた
2006年1月28日は、土星が地球を挟んで太陽の反対側に位置する「衝(しょう)」となりました。
この位置になると、土星の環の輝度が急に増す効果が知られていて「衝効果」とか「ハイリゲインシャイン効果」と呼ばれます。
この効果の起こる明確な理由は分かっていませんが、土星の環は小さな氷の塊の集まりであるために、衝の時期には太陽光による氷塊の影
が無くなり、氷塊どうしが影を落とさなくなるためとの説が有力です。
この効果を示す貴重な画像を、小石川正弘さん(仙台市天文台)からお寄せい頂きました。
ギャラリーへ戻る