1999.01.10 「光害対策ガイドライン」が一般の方でも入手できます
「光害対策ガイドライン」とは、
美しい星空を取り戻すために、1998年3月に環境庁によりまとめられた指針です。街の明りによって星が
見えにくくなる現状を光害(ひかりがい)と定義し、地方自治体や事業者へもガイドラインに基づく役割と
責務を負うよう求めています。このガイドラインは、星空のみでなく自然の生態系にいたるまで踏み込んでおり、
内容はかなり盛りだくさんのものです。
世界に先駆けた画期的なこの「光害対策ガイドライン」を、一般の方々も入手できるようになりました。
以下に(財)日本環境協会発行の案内を転載致します。
なお、岡山県美星町では日本で初めて自治体として
「美星町光害防止条例」を制定しており、インターネット
でも公開されています。
(財)日本環境協会
「光害対策ガイドライン」の発行について (ご案内)
近年、屋外照明の適正化により良好な照明環境を実現することが大気生活環境
を保全する上で重要な課題となってきており、平成10年3月、環境庁により、
良好な照明環境(望ましい光の環境)の実現を図るとともに、地球温暖化防止
にも資することを目的とする「光害対策ガイドライン」が策定されました。
同ガイドラインでは、これまで明確に定義されてこなっかた「光害(ひかりが
い)」の概念を明確にするとともに、地方自治体に対しては「地域照明環境計画
」の策定を、また、市民・事業者等の方々に対しては、照明機器の設置者・管
理者等の取り組むべき課題や検討事項が示されております。
環境庁においては、同ガイドラインを良好な照明環境の実現を図り、地球温暖化
防止の一助となるものと捉え、今回の「グリーン・ライティング・キャンペーン」
をはじめとする各種方法により、各方面へ積極的な普及啓発を図っていくとのこと
です。
当協会におきましても、環境庁の普及啓発活動の協力に努めていきたいと考えて
おり、環境庁と共に各種キャンペーン・広報活動等を図っていきたいと考えており
ます。なお、その取組みの一つとして、「光害ガイドライン」の一般の方向けの
発行をしております。つきましては、同ガイドライン必要の際には、下記方法によ
りお申しこみいただきますよう宜しくお願いいたします。
<申込先>
財団法人 日本環境協会(本部)出版物担当
〒105−0001 東京都港区虎ノ門1丁目5番8号 オフィス虎ノ門1ビル
TEL:(03)-3508-2651 FAX:(03)-3508-2570
<内容等についてのお問い合せ>
財団法人 日本環境協会(青山オフィス) 担当 : 竹澤・宮川
TEL:(03)−3406−5010
<頒価>
1冊 (A4版、100頁):1,000円(消費税・送料を含む)
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