2002年12月 4日 皆既日食 /オーストラリア
太陽高度4度での本影錐
月が太陽を完全に隠した「影」を「本影(ほんえい)」と呼びます。本影は、月の背面から地表に達しますが、
地表に達するまでに細くなるため、立体的には円錐状態の影を作ります。これが「本影錐(ほんえいすい)」です。
本影錐は、地球規模の大きな構造ですから、これを写すために全天周のカメラを使いました。
この時カメラは本影の中にありますが、本影のすぐ外側は太陽光に照らされているため、周囲が明るくなっていることが分かります。
全天周ビデオカメラからの切り出し画像
南オーストラリア州内陸部リンドハースト
撮影:宿谷譲様(東京都東村山市)
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