代表:面高俊宏氏(前列右より2人目) |
坂上務氏(せんだい宇宙館名誉館長,九州大学名誉教授)と面高俊宏氏(鹿児島大学理学部教授)には、
特別講演として、それぞれ興味深いお話を伺うことが出来ました。
面高先生の講演「理科教育の入り口としての天文施設」では、理科教育の危機と
公共天文施設が生きた教育現場として如何に重要であるかを力説されました。
また、永正重俊(鹿児島県天文協会)からは、県内施設の行事予定を一元的にまとめて紹介することの提案があり、
全会一致で取り組むこととなりました。
本天文施設の会は、第3回から今回(第8回)を 当館が事務局として運営してまいりましたが、
来年度からは、事務局を他の施設に移転して運営することも承認されました。
今回の参加は、出水市青年の家,鹿児島県総合教育センター,鹿児島県立博物館,鹿児島市立科学館,
鹿児島大学理学部,スターランドAIRA,十島村中之島天文台,和泊町教育委員会,
鹿児島県天文協会,せんだい宇宙館 の9施設1団体13名。
今回の主な議事の内容は以下の通りです。
* 鹿児島市立科学館展示物の更新および利用状況(鹿児島市立科学館/井手学氏)
* 和泊スタークラブ前年度の運営状況と今年度の運営(和泊町教育委員会/今村卓嗣氏)
* 鹿児島県天文協会の活動について(鹿児島県天文協会/永正重俊氏)
* 特別講演 「シーイングの話」(坂上務 九州大学名誉教授)
* 特別講演 「理科教育の入り口としての天文施設」(面高俊宏 鹿児島大学理学部教授)
* 各施設 運営事例討論
第9回は、来年同時期に 新しい事務局を世話役として開催の予定です。