百武裕司さんは、長崎県島原市に生まれ、長崎市で育ちました。 長崎市内の中学・高校に通う中で天文に対する興味が芽生え、観測・研究を始められ、 後に2つの新彗星を発見されました。 特に、2個目の彗星(1996B2)は、日本人が発見した彗星としては史上最も明るくなり、 多くの人に感動を与えてくれました。
たいへん残念ながら、去る4月10日に51歳という若さで急逝されましたが、 天体写真家としても非凡な才能を発揮された百武さんの作品や友人への通信により、 その偉業や人柄をしのびたいと考え、この写真展を企画しました。
- 日 時 / 2002年7月20日〜9月1日
- 場 所 / 長崎市科学館(長崎市油木町 TEL 095-842-0505)
- 主 催 / 長崎市科学館、長崎県天文協会
- 協 力 / せんだい宇宙館、スターランドAIRA、百武昭子
- 展示資料
- 1.百武さんと愛機フジノン15p双眼鏡(写真2点)
- 2.スターランドAIRAの百武館長 (写真2点)
- 3.百武彗星1996. 03. 19 (内島幸治撮影)
- 4.百武彗星1996. 03. 24 (植木信幸撮影)
- 5.百武彗星1996. 03. 26(内島幸治撮影)
- 6.国立天文台ニュース(10) 新彗星1995Y1発見・(16)百武さんまたも彗星発見
- 7.国立天文台ニュース(18) 百武第二彗星・(542)百武裕司氏の訃報
- 8.百武さんは長崎北高3回生
- 9.百武裕司さんの急逝を悼む (写真1点)
- 10.オーストラリアで百武彗星を見る
- 11.新彗星発見時のスケッチ