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2002.06.11 鹿児島で見る部分日食


2002年6月11日 早朝、全国的に部分日食が見られます。
部分日食は太陽の一部を月が隠す天文現象で、現象の間はまるで太陽が部分的に欠けたように観察されます。 今回の日食は、マリアナ諸島付近では、月が太陽にすっぽり収まる金環日食となります。
鹿児島で見ることの出来た部分日食は、1998年8月以来4年振りのことで、今回の現象では最大で約42% (於 鹿児島)ほど欠けます。次回見ることの出来る部分日食は、2007年3月です。

■ 安全に観察しよう ■
裸眼で直接太陽を見ると失明の危険があります。観察するためには適切な方法で減光してください。 プラスチックの下敷きやカメラ用のNDフィルターでは赤外線(熱)を通してしまうため、 長時間見続けると網膜に障害を起こす恐れがあります。
日食観測用の保護メガネ
望遠鏡の観察では、太陽投影版を使用
ろうそくのすすを付着したガラス板
感光した白黒写真フィルムの切れはし
× プラスチックの下敷き
× カメラ用NDフィルター
× 感光したカラー写真フィルムの切れはし
■ 鹿児島での見え方 ■


ステラナビゲーターVer5.0 により作成


ステラナビゲーターVer5.0 により作成

■ 全国での見え方 ■

地名欠け始め食の最大(食分%)食の終わり
札幌7時01分7時55分(34%)8時52分
仙台6時48分7時46分(42%)8時49分
東京6時42分7時41分(46%)8時45分
大阪6時41分7時36分(42%)8時37分
福岡6時41分7時32分(38%)8時28分
鹿児島6時36分7時29分(42%)8時27分
那覇6時26分7時20分(49%)8時20分
天文年鑑(誠文堂新光社)相馬充氏のデータより抜粋


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