2017.2.11 小惑星ルテティア による掩蔽の観測成果


 2017年2月11日 00時56分(日本時間)頃 観測された 小惑星ルテティア(21 Lutetia)による 12.3等星(TYC 1900-01125-1)食の結果です。
この現象において、山村秀人さん(静岡県藤枝市へ遠征),井田三良さん(静岡県焼津市へ遠征),内山貞幸さん(静岡県浜松市),小和田稔さん(静岡県浜松市) により食による減光が観測されました。
この現象は、掩蔽や光度曲線・レーダー・探査機などによる観測結果を総合して太陽系小天体を詳しく調べようという SBNAF (Small Bodies Near and Far) プロジェクトから、日本に観測依頼が来ていました。
ご協力いただきました皆様には、この場を借りまして御礼申し上げます。

下図はせんだい宇宙館による整約計算の結果です。 推定直径 96kmの小惑星に対して 81.0km〜103.6km の小惑星の弦が求められました。

小惑星(21)Lutetia による掩蔽
Reduced by Tsutomu Hayamizu. (Update 2017.2.21)

※ 観測結果は星食のメーリングリスト JOIN に公開されたものです


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