2017.1.1 小惑星メデア による掩蔽の観測成果


 2017年1月1日 01時47分(日本時間)頃 観測された 小惑星メデア(212 Medea)による 12.5等星(2UCAC 38433606)食の結果です。
この現象において、井田三良さん(三重県御浜町へ遠征)により食による減光が観測されました。 また、小和田稔さん(静岡県浜松町),渡部勇人さん(三重県いなべ市)では、通過(食なし)が観測されました。
ご協力いただきました皆様には、この場を借りまして御礼申し上げます。

井田さんの観測では、出現側で段階的な増光が記録されました。対象星が未知の二重星だったのでしょうか? 下図はせんだい宇宙館による整約計算の結果です。推定直径 136kmの小惑星に対して観測から 104.5km の小惑星の弦が求められました。

小惑星(212)Medea による掩蔽
Reduced by Tsutomu Hayamizu. (Update 2017.1.20)

* 渡部さんの観測は雲の通過する中で行われました。線が途切れている部分は、雲にさえぎられていることを示しています。
※ 観測結果は星食のメーリングリスト JOIN に公開されたものです。



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