2015.7.22 小惑星ネマウサ による掩蔽の観測成果


 2015年7月22日 23時10分(日本時間)頃 観測された 小惑星ネマウサ(51 Nemausa)による 11.2等星(TYC 5062-00597-1)食の結果です。
この現象において、 冨岡啓行さん(茨城県日立市),八重座明さん(茨城県常陸太田市) により食による減光が観測されました。
ご協力いただきました皆様には、この場を借りまして御礼申し上げます。

下図はせんだい宇宙館による整約計算の結果です。推定直径 166kmの小惑星に対して冨岡さんの観測から 67.7km の小惑星の弦が求められました。

小惑星(51)Nemausa による掩蔽
Reduced by Tsutomu Hayamizu. (Update 2015.8.2)

※ 観測結果は星食のメーリングリスト JOIN に公開されたものです。
* 八重座さんの観測は眼視による観測で、減光が微小であったために時刻の精度が悪いと報告されています。



変光曲線の解析データ

以下は、冨岡啓行さんにより撮影されたビデオから得られた、食の瞬間の変光曲線です。 小惑星と対象星がほぼ等光度のため、減光はわずか0.8等でした。

Observed by Hiroyuki Tomioka (Hitachi, Ibaraki, Japan)
データ提供:冨岡啓行さま(茨城県日立市)


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